呪詛とは何か

呪詛師・呪詛(呪うこと、のろい)とは、相手を ( 不幸、悲しみ、患い、憂虞、鬼胎、懸念、心配、煩慮、不安、患え、畏れ)などの災いをもたらす呪い(神祈)であり伝統的な(新道)の実践者です。聞き覚えのある(丑の刻参り)がこれにあたります。この呪いは元来、人の不幸を目的としており、「幸せ」を願い叶える呪術ではないのです。例えば「恋愛成就」などは、元来の呪詛の目的と離れた願いになるでしょう。

呪詛は、簡単に行える呪術ではなく、呪詛伝承者から容認された者だけが実践作法・技法を伝承されます。また、詛戸を受け継ぐ必要があり、この詛戸がなければ呪詛を実践できません。この歴史深く、伝統的な呪術を操る能力者が「呪詛師」です。また歴史ある詛戸を入手する。目にすることは事実上困難と考えられています。

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