人間と呪術

呪術、魔術、呪いといった言葉から何を思われるでしょうか?

論理的、実証的な裏付けのある説明に慣れ、それ故に納得し生きている現代人にとって、ある種薄気味悪い感覚を引き起こすかもしれません。
少なからずの方たちが「呪術の実践、魔術儀式」となると身構え、目には畏怖の色が浮かんできます。

しかし怖がることはないのです。何故ならば超自然的な物の存在は人間の心に深く住み着き、人はそれを認めているからです。人間の本質の一つだからです。
努力だけでは動かせないこと、人の力ではどうすることもできないことが世の中にはあります。そしてそんな時、人は人間を超越した力に頼り、拠り所としてきました。人類の誕生以来変わることはありません。

見えないもの、知らないもの、聞いたことがないこと、経験したことがないことに対して人は臆病になります。呪術に対してもそうかもしれませんが、その必要はありません。
恐怖や薄気味悪さを解消するため、人間を超えたものの存在とその力を説明しようと試みた時期がありましたが、呪術、魔術のpracticeを日常としそれらと結びついた魔女にも私たちの経験とその時の感覚を説明することはできません。私たちの説明よりも人間の本質に思いを向けてみてはいかがでしょうか。